【北斗】北斗市内で収穫されたヒメリンゴを原料にしたアイスクリームを北斗市商工会青年部が開発し、五月から販売が始まった。また、ヒメリンゴを使ったワインも販売四年目を迎え、市内の酒店に並び始めた。さわやかな酸味のあるヒメリンゴを生かした商品に、同商工会などは「北斗の特産に育てたい」と期待している。

　ヒメリンゴは、市内常盤町内に街路樹として約五十本植えられており、秋には直径約五センチの真っ赤な実がびっしりとなる。アイスクリーム、ワインとも、同町会などが昨秋収穫した実を使った。

　アイスクリームは、同青年部の四十六人が二年がかりで何度も改良を重ねて完成させた。ジャム状にしたヒメリンゴを、胆振管内洞爺湖町で生産された濃厚な牛乳を原料としたアイスクリームに練り込む。生産は、同町の工場に委託し、「まるひめ」と名付けた。

(北海道新聞引用)

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