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医師派遣は民間頼み 道内に19社 常勤希望は都市集中
大学病院に頼ってきた地域病院の医師確保策が、大学側の医師不足で限界を露呈する中、民間の医師紹介業が好調だ。登録する医師の数は急増、業者を介して独自に医師を探す公的病院も増えている。ただ、圧倒的な売り手市場の医師は、都市部志向も強く、「民間頼みでは、へき地に医師が集まらない」と嘆く声も聞こえてくる。(報道本部 内本智子)

 一九九九年に札幌で創業し、全国展開する大手医師紹介業、キャリアブレイン(東京)は二○○六年度、過疎地を含む道内の病院に対し、医師三十二人の就職を仲介した。前年度実績を七人上回り、登録医師数は現在、全国で約四千人と、前年度より千人も増えた。

 過去、医師派遣は大学病院の各診療科の教授を頂点とする医局が握ったが、○四年度の臨床研修制度導入などで研修医らの医局離れが加速。キャリアブレインの吉岡政晴社長は、「医師は医局へのしがらみがなくなり、インターネット上での転職先探しが一般的になった」と説明する。

 同社の場合、就職決定一件につき、その医師の年収の25%程度を報酬として病院から受け取るシステムだ。それでも医師不足に悩む地方病院からの需要は多い。

 「民間医局」とも呼ばれる医師紹介業界は、新規参入も盛んだ。北海道労働局によると、○六年度、新たに三社が加わり、現在道内では十九社がしのぎを削る。

 これに対し、道と北大、札医大、旭医大の各大学病院などが、自治体病院への医師派遣を横断的に調整する道医療対策協議会(医対協)は、○七年度に向けた医師派遣要請四十人のうち、十五人しか対応できなかった。

 道などでつくる北海道地域医療振興財団の医師バンクも医師の登録数は減少。就職が決まった件数も○五年度の三十一人から、○六年度(二月末現在)は二十人に落ち込んだ。全国から登録医師を集める民間の医師紹介業者とは、人材情報に圧倒的な差がついている。

 こうした医師の労働市場の変化に、病院側も独自に動きだした。石狩市の民間病院・石狩病院は、五業者に登録し、今年三月には道外から常勤医の採用にこぎ着けた。同財団の医師バンクからは、従来は一人も紹介されなかった。担当者は「機動力のある民間業者は頼りになる」と断言する。

 医師の「超売り手市場」にあって、選ばれる立場の病院にも魅力向上の努力が求められる。石狩病院の担当者は、「二年前は誰でもいいからと探したがうまくいかなかった。人工透析など重点分野を明確にし、アピールするようになって、採用に結びついた」と話す。

 ただ都市部から遠く、設備投資などに費用をかけられない地方病院は、民間業者を頼っても、医師確保が難しい状況に大きな変化はみられない。道東の過疎地にある国民健康保険病院の担当者は、「民間の医師バンクで採用できるのは非常勤だけ。常勤は都市部希望者ばかりで難しい」とため息をついている

(北海道新聞引用)
【2007/04/06 17:50】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0)
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